スペイン語の「hay」は物の存在を表すことができる動詞です。
この記事ではスペイン語の「hay」をご紹介します。
- スペイン語の動詞 hay(haber)を解説-意味, 用法, 例文, 直説法現在形の活用
- hayの意味, 用法, 例文
- haber動詞の活用 直説法現在形
- スペイン語のおすすめ参考書
- オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに
- 終わりに
スペイン語の動詞 hay(haber)を解説-意味, 用法, 例文, 直説法現在形の活用
スペイン語には英語の「there is」や「there are」の働きをするhayという動詞があります。hayはhaberという動詞の3人称単数形で物の存在を表します。
hay動詞はhaberの特殊変化の1つで、現在形では3人称単数形のhayしか形がありません。
hayの意味, 用法, 例文
hay (haber の直説法現在3 人称単数形) を使って英語の「there is」や「ther are」に相当する「ある/ない」を表す文をつくることができます。
この hay はいつも単数形で、複数形はありません。
例えば、「ここに本があります」、というときには、
Aquí hay un libro.(There is a book here)
「ここに本が2冊あります」は、
Aquí hay dos libros.(There are two books here)
というように使います。
hayの用法と例文
ここからはhayの用法とhayを使った例文をご紹介していきます。
スペイン語のhaberという動詞は、基本的に完了形を表すときに使うのですが、「〇〇がある」というときだけ、直説法現在形の三人称単数形が「hay」という活用となります。
用法は、
・存在を表す(そこにある)
というものです。
場所を表すhay
Allí no hay coche.(そこには車がない)
En el cuarto hay ymesa y silla.(部屋にはが机と椅子ある)
単数・複数ともhayを使う
hayの直説法現在形には三人称単数形しか形がなく、1つだけある場合も、複数ある場合も同じhayで表します。
Hay dos coches en la calle.(道には2台車がある)
Hay(Haber)とestarの違い
場所を表す動詞として、Estarという単語も存在ます。
Hay は、「何があるのか,何がいるのか」を言うときに使い、estar は「どこにあるのか」を言うのに使われることが多い単語です。
Hay un plato en la mesa. テーブルの上に食器がある。
El plato está en la mesa. 食器はテーブルの上にある.
haber動詞の活用 直説法現在形
スペイン語の動詞は、主語によってそれぞれ形が変化します。これを動詞の活用と呼びます。
主語は1人称、2人称、3人称と単数形・複数形で6つの人称代名詞のグループがあり、それぞれの人称代名詞によって動詞が変化していきます。
つまり、1つの動詞につき6つの形をとるということです。また、時制によっても活用が変化します。
haber動詞の直説法現在の活用は次の通りですが、場所を表すhayはhaberという動詞の活用形ではありますが、haberの他の活用は「ある」という意味では使用されません。
「ある」という意味を表すときには必ず三人称単数形の「hay」となります。
haber
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|
he
has
ha/hay
|
hemos
habéis
han
|
スペイン語の活用では、例外的な変化をする動詞が存在し、haberの活用も例外的な変化の形をとります。これを不規則動詞と呼びます。
スペイン語のおすすめ参考書
ここまでスペイン語のhayをご紹介しました。
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終わりに
この記事では、スペイン語のhayをご紹介しました。
hayは英語のthere is や there are のような単語。
用法は「存在を表す」という使い方です。
また、スペイン語は1人称、2人称、3人称、複数、単数という5つの要素で人称代名詞が分かれており、6種類の人称代名詞に合わせて動詞を変化させていきます。
動詞の活用はスペイン語習得のために一番重要な部分ですので、hayの意味や用法を覚えるのと同時に直説法現在形の活用を覚えてみてください。
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