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ペルー出張の注意点-安全,気候,高山病,腹痛,水道水に気を付ける

ペルーへ出張することとなった時に気になるのがペルー出張の注意点。

この記事では、ペルー出張で気をつけるべき点をご紹介します。

 

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ペルー出張の注意点-安全,気候,高山病,腹痛,水道水に気を付ける

ペルーはマチュピチュを始めとした独自の文化や遺跡、アマゾンの美しい自然、美味しい食事、陽気な雰囲気など、魅力あふれる国で、ラテンアメリカに興味がある方の中で特に人気のある国の一つです。

ペルーでは林業や鉱業が盛んで、仕事でペルーを訪れることになる場合もあります。私もよくペルーへ出張に行っていました。ペルー出張では気をつけるべき点があります。

ペルーの治安は決して良好とは言えないため、訪問の際は十二分に注意することが大切です。

 

※スペイン語のおすすめ勉強法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ペルー 治安面

ペルーには、首都リマの歴史地区やマチュピチュ、アンデス山脈の景観、アマゾンなど、人気観光地がたくさんあり、訪れる日本人も多いです。

ペルー出張の場合も、特に安全面での配慮が不可欠で、場所によっては非常に危険なところもあるので、事前に確認しておくことが大切。

ペルーの中でも危険な街と安全な街、同じ街の中でも危険な場所もあるので、いきたい町や地域が決まっている場合はその中の危険地帯を把握することが重要です。

安全な街、場所、と言っても、日本よりは危険なことは確か。特に北部は危険地域として外務省のホームページにも記載がありますので、旅行、仕事で行く際いは細心の注意が必要。

2023年現在では、ペルー全域にレベル1の注意喚起、コロンビアとの国境やペルー中央部に渡航中止勧告が出ています。

私も首都のリマやアマゾン地域のイキートスへよく仕事で訪れていましたが、できる限りの対策をおこなっていました。

夕方以降は徒歩では出歩かない、人気のない場所は行かない、店や道をルーティンで歩かない、貴重品は身につけないなど、危険を回避する行動をとるようにしましょう。

仮に襲われたら、命以外は全て捨てる覚悟で、犯人の要望を聞くことを心がけてください。命より大切なものはありません。

ヨーロッパのようなスリはそこまで多くないですが、車、高速バスなどで陸路で都市間を移動する場合には、しっかりと注意して、襲われた際に差し出す用の財布を準備するなど、対策を練るようにしましょう。

ペルーへの旅行前には外務省の「海外安全ホームページ」を確認しておくことが大切です。

また、犯罪にあってしまった場合の対処法は地球の歩き方に書いてあるので、こちらの持参は必須。私もアルゼンチンで一文無しになった際には地球の歩き方に助けられました。

 

※海外で犯罪に遭ったときの対処法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

時差・高地・病気

ペルーは時差が大きく、旅行中に時差ぼけに苦しむということも多いです。また、日本帰国後に時差ぼけになってしまうこともあります。そのため、飛行機での移動中に時差を考えながら睡眠をとることが大切です。

また、ペルーは高地が多く、高山病にかかってしまうこともあります。特にクスコは標高3800mと富士山の山頂よりも高いところにあり、マチュピチュも2000mと高いため、高山病にならないよう、事前に高山病対策をすることが大切です。

ペルー特有の病気などもあるため、事前にワクチンを摂取することも重要。

特に狂犬病や黄熱病はペルーの中でも非常に危険な病気ですので、ワクチンを接種するようになさってください。

ワクチンについては、病院でペルーに行くということを伝えたら必要なものを打ってもらうことができます。万全を期すためにもワクチン接種を心がけるようになさってください。

 

腹痛

ペルーでは腹痛に苦しむこともあります。

食べ物や水が合わなかったりと、急にお腹が痛くなることも多いので注意が必要です。

私もペルーでお腹が痛くなり大変な思いをしたことがあります。日本のように公衆トイレが清潔ではないため、腹痛はペルー旅行の天敵です。

お腹用の薬を常備するなど、腹痛には気をつける様にしましょう。

 

 

水道水は飲まない

海外ですので、お腹を壊しては大変です。

水道水は飲めなくはないですが、飲まないほうがベター。どうしても飲む必要があるときはしっかりと沸騰させてから湯冷しにして飲むようにしましょう。

基本的に旅行中はペットボトルの水か炭酸水を飲むようにするのがおすすめ。

レストランなどでお水を頼む時にもボトルの水を注文することが大切です。

 

スペインとペルーのスペイン語の違い

ペルー出張に行く前にスペイン語を勉強しようと思ったときには、スペインとペルーのスペイン語の違いを知っておくと面白いと思います。

スペインのスペイン語とペルーのスペイン語の違いとして「Vosotros」を使うかどうか、そして「C」と「Z」の音の違いの2つがあります。

スペインのスペイン語の最大の特徴は、「Vosotros, Vosotras」の活用形を多用すること。ラテンアメリカでは基本的に「Vosotros, Vosotras」は使わないため、覚えなければならない活用形が一つ減る形となります。

ラテンアメリカでは「君達」を表すときに「あなたたち」という意味の「Ustedes」を使うため、ラテンアメリカで会話する場合は「Vosotros,Vosotras」は使うことがなく、「Ustedes」を多用する異なります。

もう一つの大きな違いとして、「C」、「Z」の音の違いがあります。

スペインではこの二つの発音が英語でいう「TH」の発音となります。舌を前歯の間に軽く置いて発音する形です。

ラテンアメリカではこの発音は「S」の発音と同じになります。この点も大きな違いです。

ラテンアメリカでスペイン式の発音をすると「スペインで勉強したの?」と聞かれるくらい、スペイン独自の発音方法となります。

 

※スペイン語おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

ラテンアメリカの国々のスペイン語

ラテンアメリカと言っても広いため、国ごとでの違いがあります。例えば、ウルグアイやアルゼンチンではYの音が「しゃ」の音になるなど、独特。

音のリズムや使う単語などもそれぞれの国で異なるため、事前に旅行先のスペイン語をリサーチしてから訪問するのもおすすめです。

 

スペイン語のおすすめ参考書

ここまでペルー出張で気をつけるべき点についてご紹介しました。

スペイン語を勉強したい場合におすすめなのが、スペイン語会話と簡単な文法解説のついた参考書、文法書、単語帳の3つの参考書をそろえること。

スペイン語の勉強では、「文法を覚え、単語を覚え、音を聞き、発話する」という4つのステップを繰り返すことが大切です。

文法や会話のリスニング練習でおすすめな教材は、『ニューエクスプレス』シリーズ。そして単語の学習は『スペ単』、文法書は『これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで』です。

また、スペイン語をある程度勉強したら、今度は国際的にも通用するスペイン語の検定である「DELE」という国際資格の取得を目指し、学んだことを定着させ、会話をオンラインスペイン語教室で並行して勉強していく方法がおすすめです。

 

※ニューエクスプレス プラス スペイン語

 

※ことりっぷ 会話帖 スペイン語

 

 

※スペイン語 おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに

一昔前は、外国語を日本で身につけるのは大変でしたが、現在では十分に旅行や生活、仕事、研究で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。

というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。

中でもスペイン語を勉強したいと思ったときにはベルリッツやワンズワードオンラインというオンライン教室がおすすめ。どちらも無料体験レッスンが可能ですので、是非一度無料体験レッスンを試してみてください。

 

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圧倒的成果のオンラインスペイン語 | ベルリッツ

 

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終わりに

この記事では、ペルー出張で知っておきたいポイントをご紹介しました。

ペルーは素晴らしい観光地が多いのですが、治安面や体調管理の面で気をつけるべきことが多くあります。ただ、そこさえ気をつけていれば素晴らしい旅行になること間違いなしです。

また、スペイン語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国スペインのみならずラテンアメリカ全域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあるので、是非スペイン語を始めてみてください。

 

※スペイン語が通じる国についてはこちら

hispalate.hatenablog.com

 

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