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スペイン語の特徴は?-西語の特徴のまとめ

スペイン語を学びたいと思ったときに気なるのがスペイン語の特徴。

この記事では、スペイン語の特徴をご紹介します。

 

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スペイン語の特徴は?-西語の特徴のまとめ

スペイン語は多くの国で使用されている言語で、一度学ぶと汎用的に使うことができる言葉です。

スペイン語の特徴として、発音が日本語に似ており、例外の少ない規則正しい文法、そして動詞の活用の煩雑さが挙げられます。

文法面では英語やフランス語よりも複雑な部分があり、覚える量も多いので、文法でスペイン語を躓いてしまう場合も多いですが、一度覚えたら応用しやすいため、コツコツ勉強したことを会話に生かすことができるという点で学びやすい言語です。

 

※スペイン語のおすすめ勉強法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

スペイン語の特徴

スペイン語の特徴として、母音が5つであり、発音が日本語に似ていること、文法に例外がないこと、動詞の活用の数が多く複雑なことの3つがあります。

発音面で日本語に近いため日本人にとっては勉強しやすい言語と言われますが、反面、動詞の活用が多かったり、文法が複雑だったりするので、スペイン語を学ぶ際には文法などで躓いてしまわないように、スペイン語の構造を理解し、しっかりと暗記していくことが大切です。

 

※スペイン語おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

母音が5つで日本語と似た発音

スペイン語の特徴の1つ目は、発音が日本語に似ていること。

母音が日本語と同じ5個しかなく、基本的に子音+母音の組み合わせで話していくため、日本人は非常にうまくスペイン語を発音することができます。

唯一難しい発音として、巻き舌のRがあるのですが、スペイン語圏でも巻き舌をしない地域もあったりと、必ずしも巻き舌をしなけらばいけないわけではなく、巻き舌をしない日本語のRの音で話してもしっかりと理解してもらうことができます。

リズムも日本語と同じく一定のリズムであり、その点でも日本語を話す感覚でスペイン語を話すことができるので、発音面で非常に簡単に感じることができます。

発音が日本語と似ているため、一つ一つの音を聞き取ることも比較的容易。

スペイン語話者は早口なので、スペイン語のスピードに慣れるのが大変ではあるのですが、慣れてくると一語一語がクリアに聞こえるため、リスニングも易しいというのがスペイン語の特徴です。

スペイン語のリスニングの練習をするならラジオなどをずっとかけておく方法がおすすめ。ラテン音楽も聴けておすすめな「Super Tokio Radio」というアプリがあり、そのアプリで無料でラジオを聞けるので是非ダウンロードしてみてください。

 

きっちりとした文法

スペイン語は文法自体は複雑で難しい部分もありますが、一度覚えるとほぼ例外がないため、勉強したことをすぐに実用することができます。

教科書に書いてあるスペイン語、勉強したスペイン語をそのまま使えばほぼ100%思っていることを伝えることができます。

英語の場合、「〇〇はネイティブは使わない」のような教科書英語と実際の英語との差が強調されることが多く、自分の英語が正しいのかどうか不安に思ってしまうことも多いのですが、スペイン語は教科書に書いてある内容通り実際にスぺインやラテンアメリカで使われるので、安心してスペイン語を話すことが可能です。

言語の文法はそれぞれに難しいところがあるのですが、スペイン語の場合は直説法と接続法を理解するところが特に難しい文法で、接続法の概念は日本人にとっては「よくわからない」と感じる部分です。

この直説法と接続法をマスターしようと思うと結構な時間がかかるのですが、最初の内は直説法だけをしっかり覚えて使えるようにするといいかなと思います。

 

動詞の活用が豊富

スペイン語で一番大変な部分ともいえるのが動詞の活用。

動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを指します。英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。

スペイン語は主語を省く言語で、その代わりに動詞の活用で主語と時制を判断します。

動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、点過去、線過去、未来、過去未来などの形が、接続法に現在、過去などの形があり、それぞれ人称(私、君、彼・彼女、私たち、君たち、彼ら・彼女ら、という6つの主語ごとに動詞を変化させていきます。

この動詞の活用を覚えるというのが非常に量が多く、スペイン語の最初にして最大の難関です。

覚え方は、まず規則動詞の活用をしっかりと覚え、続いてよく使用される基本的な不規則動詞の活用を覚えます。

規則動詞の活用は1つの動詞をリズムで覚えます。

例えばar動詞はHablar(話す)で活用を覚えます。

「Hablo、Hablas、Habla、Hablamos、Hablais、Hablan」のセットで時間があるときには常に活用を口に出してリズムを身につけます。

同様に、er動詞は「Comer(食べる)」、ir動詞は「Vivir」で活用を覚えます。

この3つをしっかり覚えれば、あとはこの活用を別の動詞に当てはめるだけで活用ができるようになります。まずはこの3つを覚えて、新しい動詞が出てくるたびに活用を何度も練習してみてください。

不規則動詞は、よく使う動詞を集中して覚えます。「Ser」、「Estar」、「Ir」、「Saber」、「Hacer」、「Venir」、「Conducir」、「Conocer」、「Caber」はしっかりと覚えておきましょう。

 

※動詞の活用の解説はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

スペイン語のおすすめ参考書

ここまでスペイン語の特徴についてご紹介しました。

スペイン語を勉強したい場合におすすめなのが、スペイン語会話と簡単な文法解説のついた参考書、文法書、単語帳の3つの参考書をそろえること。

スペイン語の勉強では、「文法を覚え、単語を覚え、音を聞き、発話する」という4つのステップを繰り返すことが大切です。

文法や会話のリスニング練習でおすすめな教材は、『ニューエクスプレス』シリーズ。そして単語の学習は『スペ単』、文法書は『これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで』です。

また、スペイン語をある程度勉強したら、今度は国際的にも通用するスペイン語の検定である「DELE」という国際資格の取得を目指し、学んだことを定着させ、会話をオンラインスペイン語教室で並行して勉強していく方法がおすすめです。

 

※ニューエクスプレス プラス スペイン語

 

※スペイン語 おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに

一昔前は、外国語を日本で身につけるのは大変でしたが、現在では十分に旅行や生活、仕事、研究で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。

というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。

中でもスペイン語を勉強したいと思ったときにはベルリッツやワンズワードオンラインというオンライン教室がおすすめ。どちらも無料体験レッスンが可能ですので、是非一度無料体験レッスンを試してみてください。

 

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圧倒的成果のオンラインスペイン語 | ベルリッツ

 

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hispalate.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、スペイン語の特徴をご紹介しました。

スペイン語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国スペインのみならずラテンアメリカ全域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあるので、是非スペイン語を勉強なさってみてください。

 

※スペイン語検定6級の勉強方法と参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

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