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スペイン語とポルトガル語を専攻できる大学は?-スペイン語とポルトガル語を両方学べる愛知県立大学

外国語学部の選考でスペイン語とポルトガル語で迷っている場合におすすめなのが、どちらも専門的に学ぶことができる愛知県立大学です。

この記事では、愛知県立大学のスペイン語・ポルトガル語圏専攻についてご紹介します。

 

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スペイン語とポルトガル語を専攻できる大学は?-スペイン語とポルトガル語を両方学べる愛知県立大学

外国語学部の選考を選ぶ場合には様々な選び方がありますが、スペイン語圏を学びたい場合に迷うのがポルトガル語圏専攻の学科。

スペイン語とポルトガル語は言語的にも似ており、ヨーロッパでもラテンアメリカでも隣国で話されているということで、文化や歴史の面でも共通する部分があります。

そんなスペイン語とポルトガル語をどちらも学びたいという場合におすすめなのが愛知県立大学のスペイン語・ポルトガル語圏専攻。

もともとはスペイン語圏専攻だった愛知県立大学では、これまでもポルトガル語やポルトガル語圏について深く学ぶことができる環境が整っていましたが、2023年から、スペイン語圏とポルトガル語圏をどちらも専門的に学ぶことができる学科へと生まれ変わりました。

 

※外国語学部の研究内容はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

スペイン語・ポルトガル語圏専攻で学ぶこと

スペイン語・ポルトガル語圏専攻では、スペイン語圏コースとポルトガル語圏コースがあり、各専攻言語はコース別に学びますが、ただ、多くの科目は両コース一緒に学びます。

スペイン語とポルトガル語は言語的に近似性があり、歴史文化的にも共通点が多いので相互に理解することができます。

世界のスペイン語圏人口は約5億人、ポルトガル語圏人口は約2.5億人。さらに米国内にはヒスパニック(中南米系移民とその子孫)が6200万人以上います。

ブラジル(人口約2億2千万人)には世界最大の日系人社会が存在し、日本国内では約28万人のスペイン語圏・ポルトガル語圏出身者が生活しています(うちブラジル人が約21万人)。

愛知県はこれらの国の出身者が全国で最も多く、言語面での支援の必要性など両言語の重要性は国際社会だけでなく地域社会でも高まっています。

 

1年次

スペイン語またはポルトガル語と各言語圏の歴史・文化・社会の基礎を学びます。

語学のみならず地域研究概論(イベリア半島、ラテンアメリカ、ポルトガル語圏)などで基礎知識を幅広く学びます。

 

2年次

実践的なスペイン語またはポルトガル語の運用能力をみにつけます。文法知識、読解力、発信力を高めるほか、研究各論(歴史、社会、文化、政治経済など分野ごとの専門科目)の授業が始まります。

 

3年次

時事、ビジネス、コミュニティ、グローバルイシュー、リサーチ・発信といった目的別かつ実践的でレベルの高い専門言語科目が増えます。各自の関心分野を深めるための研究演習(ゼミ)が始まります。

 

4年次

4年間の総まとめ。専攻言語による学術作文やプレゼンテーションなどで様々な問題について発表や討論ができる専門知識と高度な語学力を完成させます。指導教員の下で卒業論文を書きます。

 

※愛知県立大学HP参照

ヨーロッパ学科スペイン語・ポルトガル語圏専攻|外国語学部|学部・大学院|愛知県立大学

 

※スペイン語とポルトガル語を同時に学ぶコツはこちら

hispalate.hatenablog.com

 

スペイン語とポルトガル語 特徴は?

ここからはスペイン語とポルトガル語の特徴をご紹介します。

 

スペイン語の特徴

使用できる国の多さならスペイン語がおすすめです。

英語についで世界で2番目に通じる国が多い言語で、メキシコを含む中南米全域(ブラジル、ギアナ三国、ベリーズを除く)で使用されていますし、世界で3番目に母語話者が多い言語でもあります(中国語、英語、スペイン語の順)。

ヨーロッパとアメリカ大陸どちらでも広く使用できるのも魅力の一つ。ヨーロッパを歩いていて、スペイン語で話しかけると、3人に1人はこちらの言うことを分かってくれますし、アメリカの南部でもスペイン語が頻繁に使われています。
また、近年メキシコへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いです。

ちなみに私もスペイン語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、現在はメキシコに駐在して英語やスペイン語を日々使用しながら仕事をしています。

 

※スペイン語おすすめ入門書はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ポルトガル語の特徴

ポルトガルやブラジル、日系人文化、日系ブラジル人とのコミュニケーションなどに興味がある場合はポルトガル語がおすすめです。

ポルトガル語は、本国ポルトガルだけでなく、ブラジルやアフリカ大陸などで広く使用できるのが魅力。また、日本には多くの日系ブラジル人の方が住んでいるので、日本の日系人の方とコミュニケーションを取れる様になりたいという場合にもポルトガル語はおすすめです。

近年ブラジルへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いのも特徴。

ちなみに私もポルトガル語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、英語やポルトガル語、スペイン語を日々使用しながら仕事をしています。

 

※ポルトガル語おすすめ入門書はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

DMM英会話の活用でトリリンガルに

一昔前は、大学の第二外国語は身につかない、単位を取るために授業を受ける、などと言われてきたのですが、現在は第二外国語も十分に仕事で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。

というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。

中でも第二外国語(英語以外)の言語をネイティブと練習するときにおすすめな英会話教室がDMM英会話です。

DMM英会話には世界133の国と地域の講師が在籍しており、自分が学びたい言語が公用語となっている国の講師とレッスンすることで、第二外国語のプライベートレッスンを手軽に受講することが可能です。

お値打ちですので是非一度無料体験レッスンを試してみてください。

 

※無料レッスンの申し込みはこちら

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※DMM英会話スペイン語レッスンのレビューはこちら

sumikuni.hatenablog.com

  

終わりに

この記事では、スペイン語とポルトガル語をどちらも学べる愛知県立大学をご紹介しました。

スペイン語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国スペインのみならずラテンアメリカ全域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあります。

ポルトガル語は本国ポルトガルのみならずブラジルなどの地域、日本の在日ブラジル人の方々の間でも使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあります。

スペイン語とポルトガル語で悩んでいるという場合は、ぜひ愛知県立大学を一度調べてみてください。

 

※ポルトガル語とスペイン語が似てるのかについてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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