国公立大学でスペイン語圏について学びたいときには東京、大阪、兵庫、愛知にある大学から候補を絞ることとなります。
この記事では、国公立大学でスペイン語を専攻できる大学についてご紹介します。
- スペイン語専攻がある国公立大学-東京,大阪,兵庫,愛知の大学
- スペイン語専攻で学ぶこと
- スペイン語とポルトガル語 特徴は?
- スペイン語のおすすめ参考書
- オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに
- 終わりに
スペイン語専攻がある国公立大学-東京,大阪,兵庫,愛知の大学
外国語学部の選考を選ぶ場合には様々な選び方がありますが、スペイン語圏について専攻したいと思ったときには選択肢が限られてきます。
国公立の大学はさらに少なく、全国でも東京外国語大学、大阪大学、神戸市外国語大学、愛知県立大学の4大学にスペイン語を専攻できる学科があります。
東京外国語大学と大阪大学が入試レベルとしては飛び抜けており、神戸市外国語大学と愛知県立大学はそれぞれ同じくらいのレベルとなっています。
選び方としては入試偏差値や住んでいる地域を考えながら選ぶのがおすすめ。特に東京や大阪に出ることができる場合には、両大学にチャレンジしてみるのもいいと思います。
この二つの大学と比べると少し入試レベルが下がる神戸市外国語大学と愛知県立大学もおすすめ。どちらも落ち着いた雰囲気の学生が多く、しっかりと勉強したいという場合にはぜひ検討してみてください。
※外国語学部の研究内容はこちら
スペイン語専攻で学ぶこと
スペイン語専攻で学ぶことについて、愛知県立大学のカリキュラムをベースにご紹介します。
世界のスペイン語圏人口は約5億人、さらに米国内にはヒスパニック(中南米系移民とその子孫)が6200万人以上います。
海外に出て働く時にはスペイン語ができると幅が広がります。私も中南米やメキシコ、アメリカなどで働きましたが、スペイン語と英語の2つが話せるというのは大きな武器となりました。
1年次
スペイン語の歴史・文化・社会・言語学・政治・経済・文学などの基礎を学びます。
語学のみならず地域研究概論(イベリア半島、ラテンアメリカ)などで基礎知識を幅広く学びます。
2年次
実践的なスペイン語の運用能力を身につけます。
文法知識、読解力、発信力を高めるほか、研究各論(歴史、社会、文化、政治経済など分野ごとの専門科目)の授業が始まります。
3年次
時事、ビジネス、コミュニティ、グローバルイシュー、リサーチ・発信といった目的別かつ実践的でレベルの高い専門言語科目が増えます。各自の関心分野を深めるための研究演習(ゼミ)が始まります。
4年次
4年間の総まとめ。専攻言語による学術作文やプレゼンテーションなどで様々な問題について発表や討論ができる専門知識と高度な語学力を完成させます。指導教員の下で卒業論文を書きます。
※愛知県立大学HP参照
ヨーロッパ学科スペイン語・ポルトガル語圏専攻|外国語学部|学部・大学院|愛知県立大学
※スペイン語とポルトガル語を同時に学ぶコツはこちら
スペイン語とポルトガル語 特徴は?
スペイン語専攻と迷うのがポルトガル語専攻。
ここからはスペイン語とポルトガル語の特徴をご紹介します。
ちなみに、愛知県立大学はスペイン語とポルトガル語をどちらも同じ学科で学ぶことができるので、このどちらからで迷っているという場合には是非一度調べてみてください。
スペイン語の特徴
使用できる国の多さならスペイン語がおすすめです。
英語についで世界で2番目に通じる国が多い言語で、メキシコを含む中南米全域(ブラジル、ギアナ三国、ベリーズを除く)で使用されていますし、世界で3番目に母語話者が多い言語でもあります(中国語、英語、スペイン語の順)。
ヨーロッパとアメリカ大陸どちらでも広く使用できるのも魅力の一つ。
ヨーロッパを歩いていて、スペイン語で話しかけると、多くの方がこちらの言うことを分かってくれますし、アメリカの南部でもスペイン語が頻繁に使われています。
また、近年メキシコへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いです。
私もスペイン語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、メキシコに駐在などを含めて10年間英語やスペイン語を日々使用しながら仕事をしています。
※スペイン語おすすめ入門書はこちら
ポルトガル語の特徴
ポルトガルやブラジル、日系人文化、日系ブラジル人とのコミュニケーションなどに興味がある場合はポルトガル語がおすすめ。
ポルトガル語は、本国ポルトガルだけでなく、ブラジルやアフリカ大陸などで広く使用できるのが魅力。また、日本には多くの日系ブラジル人の方が住んでいるので、日本の日系人の方とコミュニケーションを取れる様になりたいという場合にもポルトガル語が役立ちます。
近年ブラジルへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いのも特徴。
私もポルトガル語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、英語やポルトガル語、スペイン語を日々使用しながら仕事をしています。
※ポルトガル語おすすめ入門書はこちら
スペイン語のおすすめ参考書
ここまで愛知県でスペイン語を専攻できる国公立大学をご紹介しました。オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに
一昔前は、外国語を日本で身につけるのは大変でしたが、現在では十分に旅行や生活、仕事、研究で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。
というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。
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終わりに
この記事では、スペイン語を専攻することができる国公立大学をご紹介しました。
スペイン語は本国スペインのみならず中南米などの地域、日本の在日ペルー人やスペイン語圏出身の方々の間でも使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあります。
スペイン語やスペイン語圏について学んでみたいという方は、是非スペイン語圏を専攻できる大学を調べてみてください。
※ポルトガル語とスペイン語が似てるのかについてはこちら