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チリ出張の注意点-安全,気候,腹痛,水道水に気を付ける

チリ出張が決まった時に気になるのがチリでの注意点。

この記事では、チリ出張で気をつけるべき点をご紹介します。

 

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チリ出張の注意点-安全,気候,腹痛,水道水に気を付ける

チリは独自の文化や遺跡、美しい自然、美味しい海産物、陽気な雰囲気など、魅力あふれる国で、ラテンアメリカに興味がある方の中で特に人気のある国の一つです。

チリは銅をはじめとする鉱業、紙工業、林業、漁業などの関係で仕事で出張や滞在する機会も多い国。

チリの治安はラテンアメリカの中ではかなり良好な方ではありますが、それでも十二分に注意して出張を進めることが大切です。

 

※スペイン語のおすすめ勉強法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

チリ 治安面

チリではイースター島やナスカの地上絵といった地上のミステリースポットやサンティアゴ・デ・チレ、南部の自然、中部や北部の産業集積地など、日本人が訪れる機会が多い南米の国の一つです。

チリはラテンアメリカの優等生とも呼ばれる国で、ラテンアメリカの中では治安が比較的良好な国なのですが、訪れる際は、安全面での配慮は不可欠です。

場所によっては非常に危険なところもあるので、事前に確認しておくことが大切。

チリの中でも危険な街と安全な街、同じ街の中でも危険な場所もあるので、いきたい町や地域が決まっている場合はその中の危険地帯を把握することが重要です

安全な街、場所、と言っても、日本よりは危険なことは確か。

夕方以降は徒歩では出歩かない、人気のない場所は行かない、店や道をルーティンで歩かない、貴重品は身につけない、など、危険を回避する行動をとるようにしましょう。

仮に襲われたら、命以外は全て捨てる覚悟で、犯人の要望を聞くことを心がけてください。命より大切なものはありません。

ヨーロッパのようなスリはそこまで多くないですが、車、高速バスなどで陸路で都市間を移動する場合には、しっかりと注意して、襲われた際に差し出す用の財布を準備するなど、対策を練るようにしましょう。

また、チリから南米の他の都市へ移動した場合などにも注意が必要。チリが安全だったので、その気持ちで他の南米の国々を旅行すると思わぬところで犯罪に遭ってしまうことがあります。

チリ国内でのリラックスした気持ちを他の国へ持ち込まないという点も南米旅行では持っていただければと思います。

ちなみに、犯罪に遭ったときの対処法は地球の歩き方に詳しく書いてあるので、メキシコの最新のものを用意するといいかなと思います。

 

 

※海外で犯罪に遭ったときの対処法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

時差・気温

チリは時差が大きく、旅行中に時差ぼけに苦しむということも多いです。また、日本帰国後に時差ぼけになってしまうこともあります。

そのため、飛行機での移動中に時差を考えながら睡眠をとることが大切です。

また、チリは季節が日本と反対なので、気温差で体調を壊してしまうことも多いです。

チリの冬は意外と寒いですし、夏は暑いです。特に日本から行くと季節が反対になるので、服装にはしっかりと注意なさってください。

 

腹痛

チリでは腹痛に苦しむこともあります。

食べ物や水が合わなかったりと、急にお腹が痛くなることも多いので注意が必要です。

私はチリでは腹痛はありませんでしたが、海産物をよく食べる国なので、食べ物に当たる可能性は十分にあります。

お腹用の薬を常備するなど、腹痛には気をつける様にしましょう。

 

 

水道水は飲まない

海外ですので、お腹を壊しては大変です。

水道水は飲めなくはないですが、飲まないほうがベター。どうしても飲む必要があるときはしっかりと沸騰させてから湯冷しにして飲むようにしましょう。

基本的に旅行中はペットボトルの水か炭酸水を飲むようにするのがおすすめ。

レストランなどでお水を頼む時にもボトルの水を注文することが大切です。

 

スペインとチリのスペイン語の違い

チリ出張に行く前にスペイン語を勉強しようと思ったときには、スペインとチリのスペイン語の違いを知っておくと面白いと思います。

スペインのスペイン語とチリのスペイン語の違いとして「Vosotros」を使うかどうか、そして「C」と「Z」の音の違いの2つがあります。

スペインのスペイン語の最大の特徴は、「Vosotros, Vosotras」の活用形を多用すること。ラテンアメリカでは基本的に「Vosotros, Vosotras」は使わないため、覚えなければならない活用形が一つ減る形となります。

ラテンアメリカでは「君達」を表すときに「あなたたち」という意味の「Ustedes」を使うため、ラテンアメリカで会話する場合は「Vosotros,Vosotras」は使うことがなく、「Ustedes」を多用する異なります。

もう一つの大きな違いとして、「C」、「Z」の音の違いがあります。

スペインではこの二つの発音が英語でいう「TH」の発音となります。舌を前歯の間に軽く置いて発音する形です。

ラテンアメリカではこの発音は「S」の発音と同じになります。この点も大きな違いです。

ラテンアメリカでスペイン式の発音をすると「スペインで勉強したの?」と聞かれるくらい、スペイン独自の発音方法となります。

 

※スペイン語おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

ラテンアメリカの国々のスペイン語

ラテンアメリカと言っても広いため、国ごとでの違いがあります。例えば、ウルグアイやアルゼンチンではYの音が「しゃ」の音になるなど、独特。

チリのスペイン語ではTreがチェと聞こえることもあるので、そこはスペインのスペイン語と大きく異なって聞こえるポイントです。

音のリズムや使う単語などもそれぞれの国で異なるため、事前に旅行先のスペイン語をリサーチしてから訪問するのもおすすめです。

 

※ことりっぷ 会話帖 スペイン語

 

スペイン語のおすすめ参考書

ここまでチリ旅行で気をつけるべき点についてご紹介しました。

スペイン語を勉強したい場合におすすめなのが、スペイン語会話と簡単な文法解説のついた参考書、文法書、単語帳の3つの参考書をそろえること。

スペイン語の勉強では、「文法を覚え、単語を覚え、音を聞き、発話する」という4つのステップを繰り返すことが大切です。

文法や会話のリスニング練習でおすすめな教材は、『ニューエクスプレス』シリーズ。そして単語の学習は『スペ単』、文法書は『これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで』です。

また、スペイン語をある程度勉強したら、今度は国際的にも通用するスペイン語の検定である「DELE」という国際資格の取得を目指し、学んだことを定着させ、会話をオンラインスペイン語教室で並行して勉強していく方法がおすすめです。

 

※ニューエクスプレス プラス スペイン語

 

※スペイン語 おすすめ参考書はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

オンラインスペイン語の活用でトリリンガルに

一昔前は、外国語を日本で身につけるのは大変でしたが、現在では十分に旅行や生活、仕事、研究で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。

というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。

中でもスペイン語を勉強したいと思ったときにはベルリッツやワンズワードオンラインというオンライン教室がおすすめ。どちらも無料体験レッスンが可能ですので、是非一度無料体験レッスンを試してみてください。

 

※無料レッスンの申し込みはこちら

圧倒的成果のオンラインスペイン語 | ベルリッツ

 

※おすすめスペイン語オンライン教室はこちら

hispalate.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、チリに出張する時に知っておきたいポイントをご紹介しました。

チリは比較的安全な国ではありますが、治安面や体調管理の面で気をつけるべきことも多くあります。ただ、そこさえ気をつけていれば素晴らしい旅行になること間違いなしです。

また、スペイン語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国スペインのみならずラテンアメリカ全域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあるので、是非スペイン語を始めてみてください。

 

※スペイン語が通じる国についてはこちら

hispalate.hatenablog.com

 

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