大学に入学したときに悩むのが第二外国語の選択。色々な言語がある中でどの言葉を勉強するのが良いのか、中々決まらないと言う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、大学の第二外国語について、スペイン語とフランス語のどちらがおすすめなのかをご紹介します。
- 第二外国語 スペイン語とフランス語はどちらがおすすめ?
- 大学で選択できる主な第二外国語一覧
- 第二外国語選び方のおすすめ
- スペイン語とフランス語 おすすめは?
- DMM英会話の活用でトリリンガルに
- 終わりに
第二外国語 スペイン語とフランス語はどちらがおすすめ?
大学に入学するときに悩むのが第二外国語をどうするのかと言うこと。
第二外国語は大学によって準備されている言語は異なるのですが、大学卒業のためには必須の教科です。
様々な第二外国語が選択できる中で迷いやすいのがスペイン語とフランス語。どちらもラテン系の言語であり、世界中に話者がいるため、使いやすさの面でも甲乙つけ難い言語です。
結論から言うと、ビジネスでの使用頻度や取っ付きやすさではスペイン語、芸術系を目指すならフランス語という選び方がおすすめです。
大学で選択できる主な第二外国語一覧
第二外国語の選択肢は学校によって異なっていますが、特に国際系や外国語系の学部・学科がある大学では選択肢が多い傾向にあります。
下記の6ヶ国語は多くの大学で第二外国語として用意されています。
・フランス語
・ドイツ語
・中国語
・朝鮮語(韓国語)
・スペイン語
・ロシア語
大学によっては他に下記のような言語を準備している大学もあります。
・ポルトガル語
・アラビア語
・イタリア語
・インドネシア語
第二外国語選び方のおすすめ
第二外国語の選び方として、大きく「ビジネスなどで実用的な外国語を履修」、「興味がある外国語を履修」、「単位を取得し易い外国語や簡単な言語を履修」の3つの方法があります。
先ずはこの3つの選び方について、メリット・デメリットをご紹介します。
ビジネスなどで実用的な外国語を履修
一番最初に思いつく選び方が、実用的な外国語を選ぶ方法。ビジネス現場で使いやすかったり、日本国内に話者が多い言語などが実用的な外国語です。
例えば中国語やスペイン語が当てはまります。
どちらも、話者が多く、日系企業が多く進出しており、英語での商談が著しく難しい地域の言語です。
中国やメキシコ以南のアメリカ大陸での仕事をするときにとても役に立つ言語で、また、日本で仕事をする際にも多くの中国出身者や中南米出身者と関わる際に役立つ言葉でもあります。
メリットとして、海外で働くようになった場合に大学で学んだことを生かすことができる点が挙げられます。
一方で、この地域に興味が無い場合にはモチベーションの維持が難しく、十分なレベルに言語能力を高めることができない可能性もあるというデメリットもあります。
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興味がある外国語を履修
興味がある外国語を履修すると言うことも選び方の一つです。
例えば、絵画に興味があればフランス語、バレエに興味があればロシア語、音楽に興味があればドイツ語など、それぞれの地域の文化に興味がある場合に、その地域で話される言語を選ぶという方法です。
メリットは、学習するときにモチベーションを高く維持することができる点があげられます。一方で、例えばフランス語、ドイツ語、ロシア語は仕事で生かすことが少し難しいという点があります。
勿論、ビジネスで役に立つ中国語やスペイン語圏の文化に興味があれば、このデメリットは当てはまりません。
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単位を取得し易い外国語や簡単な言語
大学には単位がとりにくい授業と単位をとりやすい授業があります。第二外国語でも担当する教授などによって単位を容易に取得できる第二外国語が存在するので、その授業を履修すると言う方法も一つの選び方と言えます。
また、簡単な外国語(日本人にとって学び易い)を選ぶと言う方法も考えられます。
単位の取得が容易かどうかは、大学によって異なるので何ともいえませんが、簡単な言語としては韓国語が挙げられます。韓国語は文法が日本語とほぼ同じで、似た単語も多いので、学び易い言語です。
メリットとして、外国語が苦手でも第二外国語の単位を揃え易い点があります。デメリットは、単位取得後に直ぐに忘れてしまう点が挙げられます。
スペイン語とフランス語 おすすめは?
第二外国語について色々わかってきたところで、本題であるスペイン語とフランス語がどちらがおすすめなのかについてご紹介していきます。
スペイン語の特徴
使用できる国の多さならスペイン語がおすすめです。
英語についで世界で2番目に通じる国が多い言語で、メキシコを含む中南米全域(ブラジル、ギアナ三国、ベリーズを除く)で使用されていますし、世界で3番目に母語話者が多い言語でもあります(中国語、英語、スペイン語の順)。
ヨーロッパとアメリカ大陸どちらでも広く使用できるのも魅力の一つ。ヨーロッパを歩いていて、スペイン語で話しかけると、3人に1人はこちらの言うことを分かってくれますし、アメリカの南部でもスペイン語が頻繁に使われています。
また、近年メキシコへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いです。
ちなみに私もスペイン語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、現在はメキシコに駐在して英語やスペイン語を日々使用しながら仕事をしています。
ヨーロッパの言語を実用性の観点で選ぶならスペイン語がお薦めです。
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フランス語の特徴
絵画やバレエなどの芸術に興味がある場合はフランス語がおすすめ。
印象派を始めとしたフランス絵画やフランスバレエはフランス語が分かるとより深いところまで理解することができます。
発音も規則正しく、発音のしづらさは有りますが、英語などに比べたら容易ですし、文法的には難易度が低い言語ということで、勉強し易い言葉です。
特にアフリカの旧植民地の国々でも話される言語で、アフリカを中心に世界に2億700万人ほどの話者がいます。
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DMM英会話の活用でトリリンガルに
一昔前は、大学の第二外国語は身につかない、単位を取るために授業を受ける、などと言われてきたのですが、現在は第二外国語も十分に仕事で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。
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終わりに
この記事では、第二外国語でスペイン語とフランス語のどちらがおすすめなのかについてご紹介しました。
スペイン語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。
動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国スペインのみならずラテンアメリカ全域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあります。
フランス語は芸術関係に興味がある場合におすすめな言語。
発音や基本文法が難しいため、初級で躓きやすい言語ですが、文法がそれほど複雑ではないため、中級以上になるとサクサク勉強が進むのも特徴的。
第二外国語でスペイン語とフランス語で悩んでいるという場合は、今回ご紹介したポイント確認しながら言語選択をなさってみてください。
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